靖國神社への昇殿参拝、奉納演武を終えて
2021年11月6日に靖國神社へ昇殿参拝し、能楽堂にて奉納演武を行いました。
当日は気持ちよく晴れ、これも英霊のお導きだったのではと思います。
さて、まずは昇殿参拝についてですが、通常の本殿前での参拝とは異なり、奥の本殿に上がって参拝をいたしました。
一言で言うと、本殿は空気が違います。
靖國神社には英霊、つまり国難に殉じた方が眠っているということもあり、「なんか怖そう」、「張り詰めた空気?」と思う方も、少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、そのイメージとは全く異なります。
本殿に近づくにつれて、何か温かみがあり、守られているように私は感じました。
日本国を思って亡くなった英霊たち、そこには純粋に家族や国を守るという気持ちがあったのだなと思います。
昇殿参拝をしてこそ感じられるものもあると思いますので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
次に、奉納演武ですが、前回は一昨年の春に、靖國の桜が綺麗に咲く能楽堂で行いました。
今回は二回目ですが、コロナの影響で久しぶりの演武ということもあり、緊張もしましたが、今自分が持てる精一杯を英霊に奉納することができたと思います。
また次に靖國神社での奉納演武を行う際、英霊へ成長した姿を見せられるよう、日々稽古に励んでいきたいと思います。
今回、昇殿参拝や英霊を前に奉納演武を行ったことで、日本を支え守ってくださった方々のパワーを頂く事ができました。
刀を持つ人間としても、ひとりの日本人としても恥なきよう、何事も日々精進していくと心に決める機会になったと思います。
門下生 黒澤亮介(20代)