松尾鎌倉市長が道場見学にいらっしゃいました
松尾崇鎌倉市長と、学び舎Cotobaco代表の奈良珠季さんが、道場見学にいらしてくださいました。
お二人とは、「致知」のご縁で、奈良さんが主宰し、松尾市長を中心に運営している「鎌倉木鶏会」に私が参加させていただいて以来、毎月のように顔をあわせ、学びを共にしているが、オンライン開催のため、松尾市長と実際にお会いするのははじめてだった。
松尾市長は人格者で、政治家や権力者にありがちな胡散臭さや、利権絡みの欲が透けて見えるようなところが一切なく、心から鎌倉市のことを考え、行動なさっている素晴らしい方だ。
奈良さんも、子供たちへの教育をになう仕事をなさっていて、教育者として大変活躍している。
まずはお二人に刀を手に持ってもらい、その氣を感じていただいた。
刀にまつわる言葉、たとえば「鎬を削る」「鍔迫り合い」「切羽詰まる」などは、この部分がこうなることですと、部位を示しながら説明した。
また、高温多湿なこの国で、数百年以上にわたって刀が継承されているのは、先人達が手間をかけて、大切に繋いできているからで、私達にも次の世代に繋ぐ義務があることをお話した。
そして、戸山流の型と、試残の演武をご覧いただいた。
以下にお二人からいただいた感想を記します。
松尾市長
はじめて道場での稽古を拝見し、その迫力に圧倒されました。
先人達が、このように刀を使われていたのかと、その様を間近に感じることができて、とても貴重な体験でした。
奈良珠季さん
刀と師範の迫力に驚き、手に汗を握って拝見しました。
刀は武器として扱われてきたという認識でおりましたが、本来は武士の誉れとして大切に扱ってきたと知りました。日本の伝統として長い間、大切に繋がれてきた結果、いま残されてきたことが分かり、大変勉強になりました。