神仏に恥じぬよう

 In 奉納演武

奉納演武では、今現在の自分の状況の縮図のようなものが表れてくるように感じます。

頑張ってきた部分はそれなりに形として表れてくれますし、努力を怠ってしまった自覚のある部分は、自分ではうまく誤魔化していたつもりでも、神仏を前にした演武では、如実に表れてきます。

それは、剣術などの技術的要素はもちろんですが、心構えなどのメンタル面、その他にも言葉にはできないような要素として感じます。

それを今現在の自身の力として、恥ずかしながら神仏にお納めします。

靖国神社での奉納演武は私としては二度目となりました。

靖国神社では、奉納演武を行う事の意義がより厳しいものとなり、その中で何が出来るのかが、これからの自分自身にとても重要になってくるものと思います。

また来年以降、奉納演武の機会をいただけましたら、より神仏に対して恥ずかしく無いような演武が出来るよう精進していきたいと思っております。

杉本真海(30代)

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