講義参加者の感想(抜粋)
今回の「もののふの会」主催の講義と演武に参加いただいた方の中から、
感想をいくつか抜粋して掲載いたします。

SDさん 20代 高校教師
日本刀を持たせていただき、黒澤師範の演武をみることができ、刀というものを肌で感じることができました。
なかでも、演武中の黒澤師範の氣に圧倒され、斬られるような感覚にもなりました。
魂や氣が土台にあった上で、日本刀が振れるということを考えました。
柔道など、他の武道では得られない感覚や歴史、考え方も知ることができ、今後の柔道人生にもおおいに活かしていけたらと思いました。
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TYさん 50代 小学校教師
初めて真剣を手にし、その重みに驚きました。
当時の武士たちは、どれだけの覚悟を持って日々を生きていたのだろうと、思いを馳せる時間となりました。
黒澤師範が演武をはじめると、空気が一瞬にして変わり、その迫力に圧倒されました。
黒澤師範はとても簡単そうに斬っているようにみえたのですが、あとで受講生による木刀での新聞紙斬りをみて、斬ることの難しさを知ることになりました。
そして、その時に話してくださった軸や氣の話がとても興味深かったです。
山田浅右衛門など、刀にまつわる話も興味深く、もっと知りたいと思いました。
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KJさん 40代 小学校教師
厳かで緊張感のある空気の中、黒澤師範の氣魄を直に感じることができ、その声や姿が魂にズドンと響き、鳥肌が立ちました。
剣心一如とは、まさにこのような事を言うのかと感じることができました。
まさに剣そのものに、黒澤師範の心、魂が一体となっていました。
演武では特に、無駄な動きがひとつもなく、軸がぶれていなかったこと、シンプルな動きであったことに驚いたと同時に、本当の意味でかっこいいなと感じました。
新聞紙を木刀で斬る体験では、先に氣を通して斬るということが印象に残りました。
本物の日本刀を手に取ることで、常に日本刀を腰に差して生きる武士たちの死生観や生き様を少しでも感じることができ、本当に一日一日、そして一瞬一瞬を大切に生きていたということが分かりました。
今回このような機会をいただけたことで、多くの参加者が体験を通して、日本刀と武士道を感じることができたと思います。
ぜひ、またこのような機会を提供していただけると有り難いです。
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IHさん 30代 介護職
黒澤師範の声の迫力に驚きました。
日本刀を間近でみるのは初めてでしたが、ずっしりと重く、また美しいと感じました。
刀を帯刀し、命の取り合いをしていた当時の日本人の精神性は、現代日本人とは全然違うだろうと思いました。
どう死ぬかを覚悟しているからこそ、どう生きるかが明確になってくる。
私も自分自身の生き方と向き合いたいと思いました。
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OEさん 30代 小売業
手にした日本刀はとても美しく、玉鋼からこのような芸術作品ができるとは、本当に素晴らしい技術だなと改めて感じました。
型を披露していただいた際の、突然変わる空気、そして黒澤師範の型の中に見えた敵と血飛沫、所作の美しさ、すべてに感動しました。
究めるとは、こういうことなんだなと肌で感じることができました。

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