靖國神社にて奉納演武 令和六年

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令和6年11月2日、大東亜戦争終結79年の年、靖國神社にて奉納演武を執り行いました。

当日は台風の影響で雨降りでしたが、龍は雨を呼び、地面も空気も濡れて清められ、有象無象が浮かれてわき出ることも少ないので、神との一体感がより感じやすく、私は雨の奉納演武が大好きです。

本年より私たち日本武徳院は靖國神社崇敬奉賛会に団体として加わり、英霊の御魂やすらかなるを祈り、ますます武道に精進する事を誓う奉納演武でした。

そして、靖國神社でも今年は大きな変化があり、はじめて元海将である大塚海夫氏が第14代の宮司となりました。

自衛隊出身者が宮司となるのは2人目だそうですが、元将官が宮司となるのははじめてだそうです。

大塚氏は海上自衛隊の幹部学校長や防衛省の情報本部長など経て退官した後、去年11月まで3年余りにわたって自衛隊の活動拠点であるアフリカ東部のジブチの大使を務めました。

お会いした事はありませんが、軍人であり、大使であった方は、凛として潔い武士の気風もありながら、外国語も巧みに操る紳士でもあると想像します。

きっと靖國神社の中で新しい風を巻き起こし、英霊の御魂に新鮮な氣をおくっていただけるものと期待しております。

大塚宮司の宮司就任は、神社のためにも、日本のためにも、とても良い予感がしております。

いつかお会いして、今までのご経験や英霊への思いなど、薫陶をお受けする機会があればと願います。

来年は大東亜戦争の終結から80年です。

その節目の年、日本武徳院は必ず靖國神社で奉納演武を執り行います。

英霊の皆様、また靖國神社でお会いしましょう。

御魂のやすらかなること、毎日お祈りいたしております。

日本武徳院

師範・剣士 黒澤龍雲