靖国神社奉納演武
来る令和元年六月十六日(日曜日)に、われわれ日本武徳院殺活自在流剣法は、インド仏教最高指導者である佐々井秀嶺師を主賓にお迎えし、靖国神社にて奉納演武を執り行うこととなりました。
どなたでも臨席できますので、この機会にぜひご参集ください。
靖国神社での奉納演武は、私にとって長らく気にかかることでありました。
道場では今まで三嶋大社、諏訪大社、富士浅間神社など、多くの神社で奉納演武を執り行ってまいりましたが、これらのご祭神はみな○○命など神話の神々です。
しかし靖国神社は違います。
皆さんもご存知のように、靖国神社のご祭神は戊辰戦争から太平洋戦争までに国のために亡くなった246万6千余柱を神霊(みたま)としてお祀りしています。
時代が近いだけに、○○命より圧倒的に存在感が生々しいのです。
また、神社の中にある遊就館に展示されている品々も、太平洋戦争の遺品などは、まだ記憶が鮮烈で、その品に込められた持ち主の気や魂のようなものが感じられ、これらも生々しさに拍車をかけます。
一方で、政治的、思想的、あるいは宗教的な見地の違いから、批判されたり、過度に崇拝されたりと、一般的な神社の領域を超えて世間をざわつかせる側面もあります。
私は、このような神社での奉納演武は、生半可な気持ちではできないと思い、ずっと時期をうかがっていました。
そこへ今回、インド仏教最高指導者である佐々井秀嶺師のご親族お二人も戦死して、靖国神社にお祀りされている事を知りました。
これも奉納へのご縁のきっかけと思い、いくつかの伝手をたどって靖国神社にお話ししたところ快諾をいただけました。
こうして決まってみると、このたびの成り行きは、佐々井師をお迎えして靖国神社で奉納演武をするよう、まさに神仏に導かれているようでした。
靖国神社での奉納演武は、境内にある能楽堂にて午後1時30分ころより行います。
先にもふれましたが、奉納演武はどなたでもご覧になれますので、ご興味のある方は、どうぞご参集ください。
日本武徳院殺活自在流剣法 奉納演武
場所 靖国神社 能楽堂
日時 令和元年六月十六日(日曜日)午後1時半ころ
お問い合わせ 日本武徳院殺活自在流剣法