片刃の鎬造りで、弓なりに大きな反りがある我が国独特の刀剣は、平安時代の後期(11~12世紀頃)に成立したとされます。
それ以来、日本の刀剣は、刃物としてはもちろん、美術品・宝物としても高い評価を受け、現在まで伝えられています。
かつては常に傍らにあり、日本人の精神文化の象徴ともいえた日本刀ですが、残念ながら、今は身近なものではなくなりつつあります。
日本武徳院は、身体性を伴った武道としての刀の使い方はもちろんのこと、刀の歴史や鑑賞の仕方などの講義を通じて、総合的に日本刀文化を学べる道場です。